株式譲渡契約書(譲受人向け)

利用シーン

簡易版と異なり、第三者との間での株式譲渡の場合を想定し、詳細な内容となっています。また、株式の譲受人の立場からの内容となっています。

作成上の留意点

作成にあたっては特に以下の点にご留意ください。

(1)譲受人の立場

譲受人の立場からの契約書となっています。そのため、会社の運営に関する譲渡人の義務や譲渡人の義務違反等に伴う譲受人の解除権も定めています。

(2)前提条件

株式譲渡の実行及び代金の支払いの前提条件を定めています。最低限必要と考えられる内容はデフォルトで契約書に定めていますが、事案に応じて適宜追加して頂くことを想定しています。

(3)表明保証

譲渡人及び譲受人のそれぞれについて、表明保証事項を定めています。譲渡人の表明保証の内容には、会社の事業内容等の会社に関する事項も多数含まれています。一般的なものを定めていますが、事案に応じて適宜追加して頂くことを想定しています。

(4)契約書署名欄の●の箇所の記載

契約書署名欄の●の箇所の記載について、①当事者が個人の場合は当該個人の住所と氏名を記載します。②当事者が法人その他の団体の場合は、当該団体の住所及び名称と、当該団体の代表者の方の代表であることを示す肩書及び氏名を記載します。例えば、以下のような記載になります。

【記載例】

①個人の場合

東京都千代田区麹町1-10-100

山田太郎

②法人その他の団体の場合

東京都千代田区麹町1-10-100

X株式会社

代表取締役  山田太郎